健やかなる丼

ジャンバラヤ」。

 

聞いたことはある。ぼんやりとしたイメージも浮かぶ。

コメ料理ということはなんとなく知っている。

あと、アジアっぽい。

 

だが、しっかりと見たことはない。

もちろん食べたことなどない。

 

ということで、これからジャンバラヤの作り方を想像で記しておきたい。

自炊をしたことがない人間がジャンバラヤを本気で当てに行く。

 

 

《材料 1人前》

サラダ油…20ml

米…2合

コチュジャン…大さじ2杯

味覇(ウェイパー)…適量

コーン…1缶

ヤングコーン…5~6個

豚バラ肉…適量

 

 

まずは、フライパンにサラダ油をひく。

 

そこに炊いたご飯、コチュジャン(これが「ジャンバラヤ」の「ジャン」の部分)、豚バラ肉(これが「ジャンバラヤ」の「バラ」の部分)を入れて炒める。

 

さらに、コーンを加える。

ローカル米料理には、やたらコーンが入っている印象がある。

あまり米に甘いものを混ぜるのは好きではないのだが、ここはジャンバラヤに合わせてやる。

 

そこにヤングコーンだ。

ジャンバラヤ」の「ヤ」の部分である。

これは食感が楽しくて子どもたちがみんな好きだから。

ジャンバラヤはもともと子どもたちが健やかに成長するようにという願いが込められた料理である。

ジャンバラヤ」を直訳すると「健やかなる丼」だ。

あとは、中華丼にヤングコーンが入っていると嬉しいから、ジャンバラヤにもきっと入っているだろうという期待を込めて入れた。

 

仕上げに味覇(ウェイパー)。

これを入れておけば間違いない。どんな料理でもおいしくなる。

困ったときのウェイパー頼み。

神の調味料の名は伊達じゃない。

 

あとはお好みでヤングコーンを上に乗せていく。

 

 

完成。

「健やかなる丼」ジャンバラヤである。

 

 

さっそくいただく。

 

ヤングコーンと米が絶妙にマッチしている。

ヤングコーンのコリコリとした食感が楽しい。

コチュジャンの辛さがコーンの甘味を引き立てている。

あとはヤングコーンの食感が楽しい。

 

 

ジャンバラヤ大変おいしくいただきました。

これはおそらく正解ではないか。

ごちそうさまでした。

 

 

 

レシピの答え合わせ(「クックパッド」より)

 

米…〇

玉ねぎ…×

ウインナー…×

コーン…〇

パプリカ…×

ピーマン…×

オリーブオイル…×

ケチャップ…×

みりん…×

チリパウダー…×

醤油…×

クミンパウダー…×

ソース…×

コンソメ…〇(ウェイパー)

塩コショウ…×

ニンニク…×

 

思ったより複雑だった。

調味料どんだけ入れるんだ。

「調味料のさしすせそ」から塩、醤油が出場しているとともに、

「調味料のかきくけこ」からクミンパウダーとケチャップとコンソメも出場している。

 

これは初心者にはきつい。

料理ってこんなに初期投資が必要なんだ。

 

しばらく自炊は遠慮しておくことにする。